雨の日でも安全に作業ができる安全靴の選び方

公開日:2024/01/15  最終更新日:2023/11/01

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雨の多い梅雨時には、歩行者や作業者が滑って転倒するリスクが高まります。転倒を防ぐために最も重要なのが適切な靴の選択です。靴の摩耗度合いやデザインによって滑りやすくなるため、雨の日の安全作業を確保するには、滑りにくい安全靴の選択が不可欠。この記事では、安全靴の選び方について詳しく解説します。

梅雨など雨が続くときは注意

雨の日やとくに梅雨の時期には、滑りやすい地面に注意し、適切な靴選びが重要です。日本では梅雨の季節になると雨が多く、地面が滑りやすくなります。とくに、高齢者が転ぶと骨折のリスクが高まるため、気をつけなければなりません。

また、工場や建設現場のような職場環境でも、濡れた床や不安定な地面での作業は滑るリスクがあります。安全のためのポイントとして、滑りにくい靴の着用が求められるのです。使用している靴のゴムの摩耗度合いやデザインによっては、滑りやすくなる場合もあります。

とくに、雨の日には、入口やマンションのエントランスなど特定の場所での滑りやすさが増すため、気をつける必要があるでしょう。急いで移動する際や荷物で視界が遮られる場合、足元をしっかり見ることが難しくなります。このようなときにも滑らない靴が必要です。

滑りにくい安全靴の選び方

雨の日や濡れた工場の床、滑りやすい場所での作業は、適切な安全靴の選択が必須です。しかし、市場には滑らないとされる安全靴が多数存在しており、正しく選ぶことが難しい場合もあるでしょう。

一般的に、ホームセンターや作業服専門店では多種多様な安全靴が取り扱われていますが、すべての靴が本当に滑りにくいわけではありません。そのため、以下のポイントを参考に選んでみましょう。

規格認証を確認する

真に滑りにくいと証明された靴は、JISやJSAAの規格認証を受けているものです。とくに、JISのF表示やJSAAの耐滑ピクトグラムが確認できるものは、耐滑性能が保証されています。規格認証がなされている靴を選びましょう。

動摩擦係数をチェックする

動摩擦係数とは、靴の底と地面との間の摩擦の度合いを数値で表したものです。係数が0.2以上のものは、滑りにくさが保証されています。さらに高い0.3以上は、とくに滑りやすい環境での作業に適した靴です。

安全靴・作業靴技術指針を参照する

指針には、安全靴だけでなく、普通の作業靴にも適用される耐滑区分が明示されています。耐滑区分が5のものは、もっとも滑りにくいとされています。

単に「滑りにくい」とだけ書かれている靴は避ける

具体的な数値や規格表示がない場合、靴の耐滑性能に疑問をもちましょう。信頼性を確認するため、具体的な指標や証明の要求が大切です。

雨の日はとくに危険!点検をしてから履く

安全靴を選ぶ際、耐久性や安全性が確保されているかの確認が必要です。とくに、使用する材料や特性によって、適切な点検や交換の時期が異なるため注意しましょう。

定期的な交換の重要性

安全靴は仕事の安全を保障する基本的な道具です。しかし、すべての安全靴が永久にその機能を果たし続けるわけではありません。

明らかなダメージや使用による摩耗、先芯の露出、靴底の劣化のサインが表れたら、交換を検討しましょう。

定期的な点検の大切さ

日常の点検作業は、事故防止のためにも極めて重要です。点検を欠かすと、既に撤廃基準を超えているか、異常をもつ安全靴を使用し続けることになりかねません。

長く使用した安全靴は、見た目には問題がないように見えても、機能が低下している可能性があります。

ポリウレタン底安全靴の注意点

ポリウレタンは軽量で人気があるものの、時間とともに劣化しやすい性質をもつ素材です。靴底が経年劣化して加水分解を起こすと、ひび割れや剥がれるリスクが高まります。

日常的に靴底を確認し、柔軟性が保たれているかをチェックすることが重要です。また、紫外線による劣化も考慮し、日常の点検を怠らないようにしましょう。

まとめ

雨の日や湿度の高い時期に滑りやすい環境で作業する際には、適切な安全靴の選択が極めて重要です。安全靴を選ぶ際には、まずJISやJSAAの規格認証の有無を確認しましょう。認証がある靴は、耐滑性能が確保されています。

また、動摩擦係数をチェックし、0.2以上、できれば0.3以上のものを選ぶことが推奨されています。滑りにくさだけでなく、靴の耐久性や安全性も確認が必要です。使用される材料や靴の特性によっては、定期的な点検や交換が求められる場合もあります。

長く使用した安全靴は、外見上問題がないように見えても、実際の機能が低下している可能性が高いので注意が必要です。ポリウレタン底の安全靴は、軽量で人気がありますが、劣化しやすく、とくに経年劣化による加水分解のリスクがあるため、点検は欠かせません。

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