安全靴はどこで買う?購入経路の種類や特徴を紹介
公開日:2023/08/15 最終更新日:2023/06/30
安全靴がすぐほしい、作業の環境に合った安全靴を選びたい、どこで買ったらいいかわからない、という人は多いのではないでしょうか。釘の踏み抜きを防いだり、落下物から足を守ったりするために必要な安全靴の入手経路はホームセンターや通販、作業服専門店などありますが、ここではそれぞれの販売店で購入する場合の特長についてご紹介します。
ホームセンターで購入する場合
全国どこにでもあるホームセンターで安全靴を購入する場合、作業用品や衣類、現場用商品を置いてある売り場に行きましょう。
安全靴は安いもので3,000~1万円ぐらいまで幅広くあります。
JIS規格の重作業用の場合金額が高くなる傾向がありますが、もしアルバイトなどで軽作業しか行わないとわかっていたら、低価格の中から自分に合うものを探しましょう。
ホームセンターによって、取り扱っている安全靴メーカーは異なるため、事前に調べておくとよいでしょう。自分に合った安全靴メーカーを知っておくと、購入しやすいです。
ミドリ安全の超耐滑軽量作業靴を置いてある店舗もありますが、JIS規格非対応の商品も多いので、重作業用を探している場合は見つけるのが難しいかもしれません。
実際に店舗で試着したほうが、最適な商品を選ぶことができます。
毎回同じメーカーのものを購入している人でも、作業内容を店員さんに伝えることで、より適正な安全靴を紹介してくれるはずです。
靴はメーカーによってサイズ感が異なるだけでなく、同じメーカーでも仕様によってサイズ感が変わることもあります。安全靴は、サイズが合わないまま長時間作業をすると、指先を痛めたり靴擦れを起こしたりすることがあります。
通販で購入する場合
購入手段のひとつとして通販もおすすめです。ネット通販は種類も豊富で、JIS規格対応の靴も購入できます。
JIS規格に対応している靴は店舗で扱っていないこともあるので、近くで見つけられない場合は通販で購入するのがおすすめです。通販サイトで購入するメリットとデメリットについて見ていきましょう。
メリット
種類が多く、それぞれの商品に対する口コミ評価も確認できます。同じ商品でもいくつかのサイトでレビューを確認してみることをおすすめします。
また、在庫の有無がすぐに確認でき、買いに行く時間が不要な点もメリットといえます。
たとえば、屋根作業などニッチな作業用途向けは通販サイトがおすすめです。電気や電子部品を扱う場合は、やけどや感電を防ぐ静電気帯電防止機能のついた靴を選びましょう。
店舗でラインナップしていない場合でも通販で見つけられることがあります。
また、廃盤や廃色によるセールを開催しているサイトもあるので、こまめにチェックしておけばお得に購入できる可能性もあります。最近では通販サイトでも返品や試着サービスが簡単に利用できて安心です。
デメリット
今まで履いたことのある靴であれば問題はありませんが、新しく購入する際に選び方がわからなかったり、サイズ感がわからなかったりすることがあります。
また、同じものを通販サイトで買おうと思っていたら製造中止のケースもありますし、自分の履いていた靴が安全基準を満たしていないことが判明することもあります。
通販で不定期に購入していると安全基準に関する情報が入ってこない、わかりにくいという点もデメリットといえます。
作業服店で購入する場合
全国に店舗を持つ作業服店でも安全靴を購入できます。
メーカーによって、取り扱っている安全靴の素材や種類が異なります。安全靴にも素材や種類の違いがあり、使用する現場によって合うものが異なります。
使用する現場に合わせて、素材や種類を選ぶことが大切です。
作業服を買いに行くついでに試着してもよいでしょう。安全靴はスニーカーなどと比べるとつま先に芯が入っているので、重いもので片足800gくらいするものもあります。
最近は片足250gくらいの軽量のものも販売されています。
素材は革よりもニット、先芯は銅製より樹脂製のほうが軽いです。それほど重い荷物を扱わない場合は、軽量で動きやすいものを選ぶことをおすすめします。
まとめ
安全靴は作業中につま先を危険から守ってくれるだけでなく、滑りにくさや通気性、防水機能、疲れにくさなどを追求したアイテムです。職種や作業内容に合わせて機能やデザインを選びましょう。通販サイトは時間のない人にとってはお手軽ですが、もし時間があればホームセンターや作業服店など実店舗に行って実際に試着することをおすすめします。男性向けも女性向けも通気性や軽量さ、耐滑制、クッション性に優れたラインナップから、用途に合ったものを選んで快適に安全に作業を行いましょう。