日常使いできる安全靴はある?おしゃれで履きやすい安全靴の特徴
公開日:2023/09/15 最終更新日:2023/06/30
安全靴はつま先に先芯が入っている、滑り止めが付いている靴のことです。靴のつま先には鋼や樹脂でできた芯が入っており、つま先を守る役割を果たしています。工事現場や建設現場、重機を使っている工場などで働く場合、安全靴を履くことが義務づけられている場合が多いですが、安全靴は日常使いしてもよいのでしょうか。
安全靴は日常使いしてもいい?
仕事で安全靴を履いている方はそのまま帰りたいという方もいるでしょう。
日常でも安全靴を使ってよいのかどうか解説します。
日常使いしても問題ない
つま先に芯が入っており、万が一重いものが落ちてきたり、ぶつかってきたりしたときに足を守ってくれる、滑り止めで転倒しにくいといった安全靴ですが、工事現場や建設現場以外で履いてはいけないという決まりはとくにありません。
最近はおしゃれなデザインの安全靴も多いので、普段使いしても周りにばれないでしょう。
有名スポーツブランドの安全靴も販売されており、安全性とデザインをかねそなえたものもあります。普段使いする場合はデザイン性の高いものを選びましょう。
日常使いしても問題ないが不都合なことが多い
安全靴は日常使いしても問題はありませんが、つま先部分に芯が入っているので、基本的に重くウォーキングシューズのように長時間歩くのには向いていません。
また、自分のつま先は危険物から守れますが、街中で他人に安全靴がぶつかってしまうとけがをさせてしまう可能性があります。
スポーツをする、子どもと公園に行くときなどに履いて行くのは危険なのでやめておきましょう。仕事場からちょっとコンビニに行く、仕事場に車や徒歩で通勤する、災害時に使うといった利用方法がおすすめです。
日常使いもできるおしゃれな安全靴の特徴
安全靴にはいろいろなものがありますが、日常使いするにはどんなものを選べばよいのでしょうか。日常使いしやすい安全靴について解説します。
軽量なもの
安全靴は耐久性や安全性重視のもの、安価なものなどさまざまなものがあります。
日常使いする場合は、疲れにくく軽量のものがおすすめです。ローカットでスニーカーのような見た目のものだと日常で使っても違和感がないでしょう。
デザイン性が高いもの
有名なスポーツブランドやシューズブランド品はある程度価格は高くなりますが、デザイン性が高いものが多いので日常使いにおすすめです。
メッシュ素材で通気性がよいものやカラーやデザインも豊富です。かわいいデザインのものもあるので、女性にも使いやすいでしょう。
クッション性が高いもの
安全靴は安全性、耐久性を重視しているものが多いです。
しかし、なかにはクッション性を重視しているものもあるので、仕事で立ちっぱなしの時間が多い方はクッション性を重視するのがおすすめ。日常で使う際にも疲れにくいでしょう。
安全靴を日常使いする際に注意すべきポイント
安全靴は重さやデザイン性をある程度重視すれば日常でも履けるでしょう。
しかし安全靴のメリットが、逆に日常で使うにはデメリットになったり注意しなければいけないポイントになったりします。
人に当たらないように注意する
安全靴のつま先には硬い芯が入っています。スパナが当たったり、ハンマー車に轢かれても問題ないほど丈夫です
。それほど丈夫な靴であれば、他人に当たると大きなけがにつながる可能性もあります。日常使いする場合は、人にぶつからないように注意しましょう。人ごみ、満員電車、公園、スポーツといった場面には使用を控えましょう。
夏には向かない
安全靴は芯が入っているぶん重く、通気性は皆無といってよいでしょう。つま先はしっかり保護されています。
メッシュ素材のものもありますが、つま先はある程度保護されているため、暑さを逃がしにくくなっており、夏は暑かったり蒸れを感じたりすることが多いでしょう。
防災用に用意しておくのがおすすめ
大きな災害時には何か足元に落下してくる、とがったものが落ちているといった危険性があります。
そのため、災害時には安全性や耐久性が高い安全靴は役に立つでしょう。毎日どこにでも安全靴を履いて行くのはおすすめしませんが、仕事の行き帰りや防災用に一足持っておくと安心です。
何足か履きかえる
安全靴を履く仕事は体を使う仕事が多いです。
そのため、靴のなかもたくさん汗をかいています。
たくさん汗をかいた安全靴は、自分では気がつかなくても汚れや汗で臭いかもしれません。臭い靴を日常使いすると周りの人に迷惑がかかってしまいます。
一足だと靴のケアができないので、仕事で毎日使っている場合は、何足か安全靴を用意して乾燥させたり、汚れがひどいときには洗ったりして清潔な状態を保ちましょう。しっかり手入れすることで安全靴も長持ちします。
まとめ
安全靴は工事現場や工場、建設現場などで働いている人が履いている靴です。仕事で当たり前に履いている靴なので、履きかえるのが面倒なときもあるでしょう。仕事の行き帰りや休憩にコンビニに行く程度であれば、そのまま履いて行っても問題ないでしょう。ただし他人につま先が当たってしまうとけがをさせてしまう可能性があるので、安全靴を履いているときは、周りのものにぶつからないように気をつけて歩く必要があります。安全靴はスポーツブランドのものはおしゃれなデザインやカラーが多いので、普段使いするには向いているでしょう。